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箱根駅伝予選会

 10月14日に箱根駅伝予選会が開催されました。来年の1月に開催される箱根駅伝の予選です。今年の箱根駅伝で10位以内に入ってシード権を得た大学以外は、予選会を突破しないと箱根駅伝に出場できません。今回は100回記念、出場枠が3校増えて13になり、関東以外の大学も出場できました。

 

 関東の大学しか出場できない箱根駅伝。突如、全国の大学が出場可能になりました。出場枠が増えたこともあり、奇跡が起きるのを期待していましたが、起きませんでした。関東以外での最上位は京都産業大学の27位、13位の山梨学院大学とは14分35秒差でした。「1校くらいは…」と奇跡を期待していましたが、現実は厳しいものでした。

 

 増えた枠に助けられたのは、11位の東京農業大学。10年ぶりの箱根駅伝出場です。私が箱根駅伝を見始めたころは常連校でしたが、最近は予選落ちが続いていました。あと、12位の駿河台大学。初の予選突破から一転、昨年の予選会は19位でした。増えた枠に助けられ、本戦に復帰しました。

 

 驚きは、東京国際大学の予選落ちです。2021年の出雲駅伝優勝、2022年の箱根駅伝5位、強豪校になったと思っていたので予選落ちは衝撃でした。13位とは3秒差、留学生選手の転倒もありましたが、通常の予選なら10位まで。東京国際が予選落ちするなんて、厳しい時代になったと思います。10枠に戻れば、さらに厳しい争いに。

 

 全国化を望む声へのアリバイ作りにも見えた、記念大会を理由にした全国化。関東以外からの予選突破はなりませんでしたが、続けてほしいです。全国から箱根を目指す。いずれ、予選を突破する大学が出るはずです。その楽しみがあったほうが、面白いと思います。


 

2023年10月16日

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