脱ディーラー車検
安く済むと思っていた、脱ディーラー車検。見積りで提示されたメニューでは、従来のディーラー車検よりも10万円ほど安い金額でした。しかし、タイヤとバッテリーの交換、雨漏りの修理が重なったため、割安感が減ってしまいました。見えにくくなってしまった違いを探すと、同じ作業をした場合の差額は3万円ほどのようです。ディーラーが高いのか、素人には分からない結果になりました。
安く見えるのは、エンジンオイル、冷却水、ブレーキフルード交換など、基本的な作業だけだからです。今回はやらなかった作業、ワイパー、エアクリーナエレメント、ポーレンフィルターの交換、エバポレーター洗浄で4万円。1年点検の前払い、”延長サービスプラス”の38500円が不要でした。ディーラーの標準メニューから作業を減らす勇気があれば、差額は大きくないようです。
走行距離が少ないので、不要な作業なのかもしれません。そう考えると、やらなくてもいい作業に費用をかけていた事になります。そこまで、ディーラーの標準メニューから作業を減らすなら、別の店で車検を受けた方が良い気がします。車検の度にバッテリーを交換したがったり、各種添加剤を入れたがるディーラーさん。メニューから作業を削っていくのも、精神的にダメージを受けます。
交換の必要なしと診断されてしまったワイパーを自分で交換しました。ビビり音が出ているからです。自分で交換するのは、10年以上ぶりです。Amazonで5000円ほどでした。ディーラーで交換すれば12000円。これも、ディーラーでは断りにくい作業です。最大の心配は、ウォッシャー液が補充されたかどうか。納品書に記載はありません。あれ、面倒なんですよね。ディーラー車検の最大のメリットです。10万円の差額には見合わないけれど。
2023年10月30日